「お医者様はいませんか」ブラックペアン第3話
季節外れの寒さに体力持ってかれまくりです。
どーも、ニナです。
2話のまとめ書こうかどうしようかとグズグズしていたら、3話が放送されてしまった。
ああ、これが連ドラの幸せか……絶賛噛み締めている(笑)
以下、ブラックペアン第3話の感想です〜
原作比較やら原作ネタバレはないです!
全く別の作品として観ることにしたよ!
お話の時系列バラバラですが、ご了承いただければ……
第3話は前2話と違って、誰かのミスではなくハプニング。だから、先生たちからお金を取ることはなかったのかな、と。
私はまだドラマの渡海先生のキャラクターを掴んでいないのだけれど、彼は本当にお金が欲しいのだろうか?
金の亡者であれば見境なくぶんどっているはず。カトパンからのお金は一先ず置いておいても、渡海が多額の金銭を要求するのは誰かがミスをして患者を殺しかける時。そして、金額も恐らくだいぶ安い。
「本来なら亡くなる命を、お前の退職金ごときで助けてやるんだ。ありがたく思えよ。」
そんな風に聞こえています。
医者なら金取らなくても救えよ、という見方もあるでしょうが、見合わない額にせよ、人の命を殺しかけたんだからその代償は払え、命とはそれ以上に重いものなのだから。
なんか、殺人者から金を取るのと同じ発想かもしれないですね。違うのは、金さえ払えば渡海先生は助けてくれるのです。
『オペ室での渡海は誰よりも患者に優しい』
みたいなことをインタビューで二宮さんは言っておられましたが、そういった要素が要所要所に感じられて、楽しい。論文論争も、そう。
渡海が論文を書かず「手術職人」である理由。
結局研究をして論文を書き、どんなに偉くなったとしても、実戦で勝てなければ意味がないと、そういうことなんじゃないかな。
世良くんに失敗してでもやらせるのも、そう。渡海は口では横暴に言う割に、姿勢はちゃんと先輩医師なのではなかろうか(医者の世界を全く知らないけど)。世良くんに任せっきりにしない。必ず見届ける。そばにいてやる。そうして、何かあった時に自分が責任を取れるようにしている。
え?誰が悪魔?誰がダークヒーロー?
どこからどう見たって、ただ性格がひん曲がっている良い医者であるよ。
私は研究者でもなんでもないので、安易に高階の主張を否定する権利はないけれど、患者からすれば、どんなに研究で権威があったとしても、助けてくれなければ意味はないのだと思うよ。
そんな、名ばかり"ダークヒーロー"の渡海だけれど、ついにペアンのレントゲンが明るみに出ますね。新喜劇よろしく盛大にズッコケましたけど!!
これまで夜だった喫煙シーンが日中になって、前後のシーンと合わせると『何か』が明るみになる。そんな風に取れました。
「え、そんな凡ミス、あるぅーー!!?!?」
↑盛大にズッコケたやつ。
「おいおい!」な隙が作られるのがドラマというものでしょうか(笑)
渡海先生ともあろう人が、それまでちゃんと壁に立てかけていた人が、急に毛布の下に入れんだろーよ。そりゃ花房ちゃんにも見つかるって!!!(笑)
脚本があからさま過ぎたけど、それほどに渡海の気も抜けてきた、もしくは少しずつ世良くんに気を許し始めているという表れってことにしておこう。(実際、お互いの存在に慣れてきた様子はあるよね)
新卒あるあるだなーー、と思いながら見ていました。勝手に先輩の机の上物色して、個人情報の保護も何もないみたいな。本人は良かれと思ってやってるんだけどさ。こうやって新人は育っていく(誰)
今回もアドリブがざっくざっくあったそうで、一部で物議を醸してますね。
凄く個人の意見で言えば、アドリブばっちこい!脚本の良し悪しは分かりません!です。
私は芝居に詳しいわけでもないですし、「アドリブが多いこと=脚本が雑」とは思わない。というのも、ドキュメンタリーでもやっていたし雑誌等でも話されていますが、脚本は脚本でリハをしています。その上で、何回も試行錯誤してアドリブの方が良さそうとなっているわけです。
いや、そんな理由よりも、「渡海なら……」と思う部分が二宮さんの中で多いだけではないのかな。それって別に悪いことではないはず。勿論、監督及び脚本家の方が「忠実に!」と言っている中で起こっていたら話は別だが、「ニノならどうするかな」って楽しんでいるように見える。そしてそれが、二宮さんに取って負担ではなく楽しさになっているのなら、とやかくいう必要はないのではなかろうか。
私はただひたすら、「え、これもアドリブ!?誇らしいなぁ、全く!!」と感嘆するのみです。
以上、第3話の感想終わり!
ビジュアル的なことはブラックペアン3話まとめにて。
お粗末!